ミランは今冬にレンタルにより加入していたイングランド代表DFフィカヨ・トモリについて、チェルシーへ買い取りオプション行使の意向を伝えたようだ。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
トモリは2019年夏にEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービーでのレンタル期間を終えてチェルシーに復帰。しかし、フランク・ランパード前監督のもとで出場機会を得られず、今年1月に半年間のレンタルでミランへ加入していた。しかし、ミランではデンマーク代表DFシモン・ケアーの負傷離脱やイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの不調もありレギュラーを奪取。今年3月以降のリーグ戦全試合でフル出場するなど、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献していた。
ミラン首脳陣は同選手のパフォーマンスを高く評価しており、かねてから買い取りオプションを行使が有力視されていた。一方でチェルシーに対して買い取りオプション設定額の引き下げを求めていたが、チェルシー首脳陣がこれに応じなかったため、満額の2800万ユーロ(約36億9000万円)を支払うようだ。
なお、ミランは来週にもトモリ本人と新たに2026年6月までの5年契約を結ぶものとみられる。
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