レアル・マドリードは今月1日、今季までプレミアリーグのエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏の再招へいを公式発表しているが、ローマ指揮官に就任していたジョゼ・モウリーニョ氏にもコンタクトをとっていたようだ。3日、イギリスメディア『テレグラフ』が報じている。
レアル・マドリードは昨季ラ・リーガ優勝を果たしたが、今季はUEFAチャンピオンズリーグで決勝進出を逃したほか、リーグ戦でも逆転優勝を果たせずシーズンを終了。ジネディーヌ・ジダンは来年6月まで契約期間を残していたが、先週にレアル・マドリード監督の退任が公式発表されていた。
ジダンの後任候補には当初、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏があがっていたが、先月28日に3シーズンぶりとなるユベントスへの復帰が正式決定。また、インテルとの契約解除を行いフリーの身となったアントニオ・コンテ氏や現在パリ・サンジェルマンを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ氏も候補にあがっていたが、6年ぶりにアンチェロッティがレアル・マドリードの指揮官に復帰している。
しかし、『テレグラフ』はフロレンティーノ・ペレス会長がアンチェロッティ氏に連絡する前に、来季からローマを率いることが決まっていたモウリーニョ氏にもコンタクトをとっていたと主張。モウリーニョ氏は2010年夏から3シーズンにわたりレアル・マドリードを率いた経験を持っているが、本人はすでに契約を交わしているローマへ敬意を払うことを望んでいたことから、古巣からの連絡に断りを入れたようだ。
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