
レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、かねてから今夏退団の可能性がささやかれているが、クラブから提示された新契約のオファーを拒否したようだ。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
セルヒオ・ラモスとレアル・マドリードの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、両者は新契約締結で合意には至っていないことから今夏退団の可能性が伝えられている。また、先月には本人が自身のインスタグラムアカウントでパリ・サンジェルマン(PSG)に在籍している選手をフォローするなど、今夏退団にむけた動きを見せているほか、同選手の代理人が古巣セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)と会談。さらにアメリカメディア『ESPN』はマンチェスター・シティも移籍先候補に含まれていると報じていた。
その中、レアル・マドリード首脳陣は選手サイドに対して、年俸10%減少という条件で改めてオファーを提示したものの、これを却下された模様。これにより、周囲ではセルヒオ・ラモス退団が確実になったという見方が広まっている。
また、一部からは今季終了後にジネディーヌ・ジダン監督が退任したことがオファー拒否の理由のひとつであるという声が上がっているようだ。
なお、セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。しかし今季は数度の負傷離脱により、公式戦21試合に先発出場にとどまっていた。さらに、同選手は今月に開幕するEURO2020本大会のスペイン代表メンバーから落選している。
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