バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチは今夏退団の噂が飛び交っているが、ユベントスを含めたセリエAの複数クラブが関心を寄せているようだ。2日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
現在31歳のピアニッチは、昨夏にブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を得ていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。
バルセロナの中盤では、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツやオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが主力を担っているほか、18歳のスペイン代表MFペドリの成長が際立っている。また、クーマン監督のもとで当初構想外となっていたU-21スペイン代表MFリキ・プッチの今夏残留が濃厚となっている。くわえてロナルド・クーマン監督の来季続投がほぼ確実となったことから、ピアニッチは退団に向かっているようだ。
ピアニッチの去就を巡っては、アッレグリ氏が3シーズンぶりにユベントスの指揮官に復帰したことにより、ユベントスへ復帰する可能性があるとイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えていた。しかし、『スポルト』はインテルも同選手を獲得候補にリストアップしていると報道。今後の展開次第では争奪戦に発展する可能性があるようだ。
イタリアで数シーズンにわたり好パフォーマンスを発揮し続けてきたピアニッチだが、再びセリエAへ舞台を移すことになるかもしれない。
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