明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルーは、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティック指揮官に就任することが濃厚となっているが、セルティックは川崎フロンターレの日本代表MF三笘薫やヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧らJリーガー3名を獲得する可能性があるようだ。1日、セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』が報じている。
ポステゴグルーはオーストラリア代表監督としてFIFAワールドカップ・ロシア大会の大陸間プレーオフを勝ち抜いた後、横浜F・マリノスの指揮官に就任。Jリーグでの1年目こそ残留争いに巻き込まれて12位に終わったものの、2019シーズンにJ1リーグを優勝。今季もここまでリーグ戦15試合を終えて勝ち点31を獲得しており、名古屋グランパスやサガン鳥栖など複数クラブとの上位争いを繰り広げている。
一方、セルティックはポステコグルーの招へいにむけて交渉を進めていることが伝えられているが、早ければ来週なかばにも合意に達する見通しとなっている。また、本人は5月30日に開催されたJ1リーグ第17節・清水エスパルス戦後のメディアインタビューで、セルティック行きの可能性について明言を避けていた。
その中、『67 HAIL HAIL』はポステコグルーがセルティックの監督に就任した場合、セルティックがJリーグ界から迎え入れる可能性のある選手として、川崎フロンターレの日本代表MF三笘薫、ヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧、鹿島アントラーズの日本代表DF町田浩樹の3名をあげている。
三笘薫については川崎フロンターレの主力としてJ1リーグや天皇杯など複数のタイトルを獲得した経験を持っている点を評価。ヴィッセル神戸の前線をけん引する古橋亨梧は、左足に高い技術を兼ね備えたテクニシャンであり、前線の様々なポジションをこなすJリーグ界での「本物の」スターと評してる。そして、町田浩樹はセルティックの守備陣が抱える問題を解決する存在として注目している。
シーズン途中での異例とも言える指揮官の引き抜きは多くのJリーグファンに驚きをもたらしているが、このタイミングでトップレベルにあるJリーガーの海外挑戦が実現するかもしれない。
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