
ユベントスは今月28日にアンドレア・ピルロ監督の解任、およびマッシミリアーノ・アッレグリ氏の再招へいを公式発表しているが、バルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ再獲得に乗り出す可能性があるようだ。29日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在31歳のピアニッチは、昨夏にブラジル代表MFアルトゥールと入れ替わる形でユベントスからバルセロナに完全移籍により加入。ユベントスではマッシミリアーノ・アッレグリやマウリツィオ・サッリから絶対的なレギュラーとして信頼を寄せられていたが、バルセロナでは公式戦13試合に先発出場にとどまっていた。くわえてラ・リーガで先発メンバーに名を連ねたのがわずか6試合と、ロナルド・クーマン監督からの信頼をつかめていない。
バルセロナの中盤では、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツやオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが主力を担っているほか、18歳のスペイン代表MFペドリの成長が際立っている。また、クーマン監督のもとで当初構想外となっていたU-21スペイン代表MFリキ・プッチの今夏残留が濃厚と伝えられている。
その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はアッレグリが2018/19シーズンまでユベントスを率いていた時、中盤で替えのきかない戦力であったピアニッチがわずか1シーズンで古巣に復帰する可能性があると主張。ピアニッチはバルセロナとの現行契約を2024年6月まで残しているが、バルセロナは同選手の放出に応じるものとみられる。
アッレグリとともにユベントスにスクデットをはじめ数多くのタイトルをもたらしたピアニッチは、本来のパフォーマンスを取り戻すべく再びセリエAに舞台を移すかもしれない。
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