さらに川崎のスクールコーチに就任
スクールとブランドに加え、今年1月、古巣である川崎フロンターレのスクール・普及コーチにも就任した狩野氏は「フロンターレ戦士」を育てるべく奮闘している。
「就任の理由の1つは、川崎の地域密着の在り方や、技術的なことをとても重視していることが自分のやりたいことと一致していたことです。これまでの経験を伝えられる部分もあるでしょうし、自分も指導者としてもっと勉強しないといけないと思っています。フロンターレでまた仕事ができてうれしいです」
―自身のブランドとスクールも継続し、両立は大変ではないでしょうか?
「今はフロンターレのスクールコーチをメインでやらせてもらっていて、空いた時間でスクールやブランドの事業を行っています。毎日夜10時くらいに帰ってくる生活が続いているので大変ですが楽しいですね。これらの活動含め、これからは自分から色々発信していきたいと思っています」
―セカンドキャリアに苦労するJリーガーも多いと思いますが、引退後も生活を豊かにするためにはどんなことが必要だと考えますか?
「現役時代、特に若いうちは引退後のことを考えるのは難しいですが、引退後の生活のほうが圧倒的に長いですよね。現役中に自分の考えを発信していったり、やりたいことをやるのが大切だと思っています。
また、現役中にサッカー以外のことをやっているとネガティブにみられることも多いですが、そういった声は気にせずに、サッカー以外のことでも自分のやりたいことを発信するべきだと思います。それを喜ぶファン・サポーターの方もいるでしょう。度が過ぎない程度に自分を表現して、発信していくのが大事だと思います」
―本日はありがとうございました。
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