ユベントス、ピルロ解任が確実に！アッレグリ再招へいで合意

　ユベントスはアンドレア・ピルロ監督を解任し、マッシミリアーノ・アッレグリ氏を再び招へいすることが確実になったようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが報じている。

　ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いていたが、UEFAチャンピオンズリーグでは昨季につづきベスト16で敗退。そしてリーグ戦ではシーズン序盤から勝ち点の取りこぼしが目立ち、スクデット10連覇の可能性が消滅。監督交代に可能性が取りざたされる中、コッパ・イタリアを制し、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権をかろうじて獲得していた。

　ユベントスの監督人事を巡っては、アンドレア・アニェッリ会長が今夏監督を決断したと伝えられると、ピルロ監督の後任候補としてレアル・マドリード指揮官を退任したジネディーヌ・ジダンや、ナポリを今季まで率いていたジェンナーロ・ガットゥーゾの名前があがっていた。

　その中、複数メディアの伝えるところによると、クラブ首脳陣はアッレグリ氏と年俸900万ユーロ（約12億円）による4年契約締結で合意に至ったと報道。周囲ではまもなく公式発表が行われるという見方が広まっている。

　なお、ユベントスは26日にファビオ・パラティチCFO（チーフ・フットボール・オフィサー）の退任を発表している。来季の巻き返しにむけて、かつて数多くのタイトルをクラブにもたらした名将を呼び戻した格好だ。