明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、オリンピック・マルセイユを退団した日本代表DF酒井宏樹や元U21デンマーク代表CBアレクサンダー・ショルツにくわえて、元デンマーク代表MFニコライ・トムセンも獲得する可能性があるようだ。26日、デンマークメディア『B.T.』が報じている。
現在28歳のトムセンは、2012年にデンマークのオールボーBKでプロデビュー。2013/14シーズンには国内リーグ戦とカップ戦の2冠達成に貢献すると、2014年11月にはデンマーク代表で初出場を果たしている。同選手はリーグアン(フランス1部)のナントに1シーズン在籍した後、2017年夏にFCコペンハーゲンへ完全移籍により加入。母国復帰1年目は2度の負傷離脱を強いられたが、2018/19シーズンには公式戦30試合で先発出場し、スーペルリーガ(デンマーク1部)制覇に大きく貢献していた。
しかし、今季は肩の負傷により開幕から出遅れると、公式戦わずか7試合の出場、先発出場なしと本来のパフォーマンスを発揮することなくシーズンを終了。また、FCコペンハーゲンとの契約は今年6月に満了を迎えるが、トムセン本人は今週はじめに退団を明言している。
その中、『B.T.』はトムセンの新天地候補に浦和レッズが含まれていると主張。理由として、同選手が自身のインスタグラムアカウントで浦和レッズをフォローしていることをあげている。
ただ、トムセンにはデンマーク国内の複数クラブも関心を寄せている模様。現時点で浦和レッズ首脳陣の具体的な動きは伝えられていないが、今後獲得レースに参戦する可能性があるようだ。
なお、浦和レッズは今年3月にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトから元デンマークU-21代表FWキャスパー・ユンカーを獲得している。積極的な補強を展開している浦和レッズの強化部は、果たしてトムセンの代理人と水面下で交渉を行っているのだろうか。
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