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ベイル、レアル復帰熱望か!契約満了迎える来夏で現役引退も

ガレス・ベイル 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードからトッテナム・ホットスパーへレンタルにより加入しているウェールズ代表FWガレス・ベイルは、来夏の現役引退を視野に入れているようだ。21日、スペイン紙『アス』が報じている。

 現在31歳のベイルは2013年夏に8500万ポンド(約120億円)という巨額の移籍金でトッテナムからレアル・マドリードに加入したものの、負傷の多さに周囲から同選手に対する不満の声があがっていた。またジネディーヌ・ジダン監督からも評価されることなく、昨夏1年レンタルによりトッテナムに復帰している。

 同選手は今季、負傷離脱により開幕から出遅れると今年1月まではジョゼ・モウリーニョ前監督のもとリーグ戦でベンチを温める機会が多かった。しかし、今年2月以降はコンスタントに出場機会を得ると、プレミアリーグで8ゴールをマークするなど復調気配を見せている。

 その中、イングランド代表FWハリー・ケインが今夏トッテナム退団の意思を表明。トッテナムはベイルのレンタル期間延長に動くと伝えられているが、本人はレアル・マドリードへの復帰を望んでいる模様。また、レアル・マドリードとの契約期間が満了を迎える来年6月に現役を退く可能性があるようだ。

 自身の去就が不透明である中、ベイルは来月に控えるEURO2020で好パフォーマンスを発揮することに集中していることだろう。