Jリーグ ガンバ大阪

G大阪とC大阪が有観客開催を要望。緊急事態宣言でリモートマッチも…

パナソニックスタジアム吹田 写真提供:Getty images

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪とセレッソ大阪は、大阪府内に本拠地を構えるプロ野球のオリックスバファローズやプロバスケットボールBリーグの大阪エヴェッサとともに、大阪府に対して有観客による試合開催を申し入れたことを公式発表している。

 日本政府は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、今月7日に東京都や大阪府、京都府、兵庫県に発令されていた緊急事態宣言を今月31日まで延長し、対象地域に愛知県と福岡県を追加。また、公益財団法人日本プロサッカー協会(Jリーグ)は緊急事態宣言の発令地域における自治体の要請をうけて、先月末から首都圏や関西圏での一部公式戦をリモートマッチ(無観客試合)として開催している。

 大阪府内に拠点を構えるガンバ大阪とセレッソ大阪はすでに今月中に開催予定の全ホームゲームが無観客試合となっているが、今月17日に両クラブの担当者が大阪府を訪問。来月以降の公式戦を有観客のもとで開催するための要望を行った。

 両クラブは公式サイトを通じて「プロスポーツ界では、大阪府からの要請内容を遵守するとともに、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに基づき試合開催時における徹底した感染予防対策を実施し、ファン・サポーターの皆さまと一体となって感染防止対策を徹底してまいりました。その結果、スタジアムに来場された方の感染者やクラスターの発生は見受けられておりません。これらの内容をふまえ、6月以降の試合に関して有観客での試合開催の申し入れを行いました」と今回の訪問の趣旨を説明している。