ユベントス、ピルロ後任に現ナポリ監督が浮上！来季CL出場へ黄信号

　ユベントスは今季終了後にアンドレア・ピルロ監督を解任する可能性がささやかれているが、後任候補にナポリを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾが新たに浮上しているようだ。16日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

　ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグでは昨季につづきベスト16で敗退。そしてリーグ戦ではシーズン序盤から勝ち点の取りこぼしが目立ち、スクデット10連覇の可能性が消滅している。

　また、ユベントスは15日に行われたセリエA第37節・インテル戦で勝利し、勝ち点を75まで積み重ねている。しかし、最終節のみを残した時点で5位と来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏外となっている。

　ピルロ監督の去就を巡っては、アンドレア・アニェッリ会長が今季のリーグ戦における結果に関係なく、今夏解任を決断したと報じられていた。また、同監督の後任候補には、今季限りでレアル・マドリードの指揮官を退任する可能性が高いジネディーヌ・ジダンの名前が挙がっていた。

　その中、『トゥットスポルト』はクラブ首脳陣がガットゥーゾの招へいも考慮していると主張。ガットゥーゾはナポリとの現行契約が今年6月に満了を迎えるが、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との関係に修復に兆しが見られないほか、本人によるナポリ退団の意思は固いという見方が広まっている。

　ユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得とコッパ・イタリア優勝が求められる中、監督人事で大きな動きがありそうだ。