ブンデスリーガ ヴェルダー・ブレーメン

大迫勇也所属のブレーメン、最終節前に監督交代!2部降格の危機

フロリアン・コーフェルト 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW大迫勇也を擁するベルダー・ブレーメンは16日、最終節・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦を今週末に控える中、フロリアン・コーフェルト監督の解任を公式発表している。

 ブレーメンは今年3月10日に行われたブンデスリーガ第20節・ビーレフェルト戦を最後にリーグ戦での白星から遠ざかっており、4月下旬にかけてリーグ戦7連敗を喫して残留争いに巻き込まれている。また、今月8日に行われた第32節・バイヤー・レバークーゼン戦をドローで終えていたが、15日の第33節・アウクスブルク戦で敗れていた。

 ブレーメンは最終節のみを残した時点で勝ち点31の獲得にとどまっており、昇格プレーオフ圏内の16位となっている。また、2部自動降格圏内の17位ケルンとはわずか1ポイント差となっており、降格の可能性が高まっている。

 この事態を受けて、クラブ首脳陣はアウクスブルク戦翌日にフロリアン・コーフェルトの解任を決断。トーマス・シャーフTD(テクニカルディレクター)が最終節・ボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で指揮を執ることもあわせて発表している。

 なお、ブンデスリーガの残留争いでは最下位に沈むシャルケの降格がすでに決定。日本代表MF堂安律が所属する15位のビーレフェルトから17位ケルンまで2ポイント差となっている。