レアル・マドリードからアーセナルにレンタル移籍により加入しているスペイン代表MFダニ・セバージョスは、来季の構想に含まれていないようだ。15日、イギリス紙『インデペンデント』が報じている。
現在24歳のセバージョスは2019年夏に1年レンタルでアーセナルに加入。昨夏にはアーセナルが完全移籍での獲得にむけてレアル・マドリードと交渉を行っていたものの、合意に至らなかったことをうけて今年6月までレンタル期間を延長。今年2月にはレアル・マドリードが今夏の再レンタルには応じない姿勢を見せていると伝えられていた。
セバージョスは今季ここまで公式戦25試合に先発出場。しかし、先月29日のUEFAヨーロッパリーグ準決勝・ビジャレアル戦1stレグで後半に2枚目のイエローカードを貰い退場。この試合ではハーフタイムにミケル・アルテタ監督からあらかじめ注意されていたにも関わらず退場処分となったことが話題となっており、『インデペンデント』はこの一件でアルテタ監督の同選手に対する評価が決定的なものになったと主張している。
また、セバージョスはレアル・マドリードでも構想外となっている模様。レアル・マドリードは同選手と2023年6月まで契約期間を残しているが、今夏にオファーが届き次第放出するものとみられる。
なお、セバージョスは先日のメディアインタビューで出場機会を確保できる可能性の高いクラブへの完全移籍を望んでいることを明かしている。
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