明治安田生命J1リーグの浦和レッズはリーグアン(フランス1部)のオリンピック・マルセイユに所属している日本代表DF酒井宏樹の獲得にむけた動きを見せているようだ。13日、フランスメディア『RMC SPORT』が報じている。
現在31歳の酒井宏樹は2016年夏にハノーファーからマルセイユへ完全移籍により加入。移籍1年目からリーグ戦34試合に先発出場するなど右サイドバックでレギュラーに定着。日本代表でも主力としてワールドカップ・ロシア大会で4試合すべてフル出場を果たしていた。同選手は今季も公式戦33試合で先発出場しているが、ホルヘ・サンパオリ監督就任以降は出場停止や負傷離脱もあり、出場機会が減少。サンパオリ監督は今冬にフィオレンティーナからレンタルにより加入したDFポル・リロラにチャンスを与えている。
酒井宏樹はマルセイユとの契約期間を2022年6月まで残しているが、本人はすでに今夏退団の意向を固めている模様。マルセイユ首脳陣も同選手の引き留めには動かないようだ。また、クラブ間交渉も進んでいるものとみられ、フランスの複数メディアは移籍金150万ユーロ(約1億9000万円)になると伝えている。
なお、酒井宏樹のチームメイトである日本代表DF長友佑都もクラブとの現行契約が今年6月までとなる中、今季終了後の退団が予想されている。リーグ戦で上位4クラブから大きく引き離された現状を踏まえ、クラブ首脳陣は今夏の戦力刷新を行うことになりそうだ。
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