ユベントスからバイエルン・ミュンヘンへレンタルにより加入しているブラジル代表FWドウグラス・コスタは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のグレミオへ復帰する可能性が依然としてあるようだ。12日、ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
現在30歳のドウグラス・コスタはグレミオでプロキャリアをスタートさせると、2010年1月にシャフタール・ドネツクへ完全移籍。その後はバイエルンやユベントスで複数のタイトルを獲得している。ただ、同選手は度重なる負傷離脱に悩まされると、昨夏に1年レンタルでバイエルンに復帰。しかし、今季はここまで公式戦6試合に先発出場にとどまっているほか、今年2月以降は右足の中足骨骨折により長期離脱となっている。
バイエルンはドウグラス・コスタの買い取りオプションを行使しない方針を固めている。また、保有権を持つユベントスでも来季の構想に含まれていないものとみられ、今夏の去就が不透明となっている。
その中、グレミオの副会長は『グローボ』のインタビューで「我々は(復帰の可能性を話し合うため)ドウグラス・コスタの自宅に招待された。少しではあるがオファーの見直しを行った。(彼とは)合意間近となっている。彼はユベントス退団にむけて動いているようだ。もしユベントスが彼を手放すのならば、合意に達するはずだ」と語っている。
なお、ドウグラス・コスタの代理人は北中米カリブ海王者に輝いたリーガMX(メキシコ1部)のUANLティグレスからもオファーが届いていたことを先月に明かしている。
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