パリ・サンジェルマン(PSG)は現在ローマからレンタルにより加入しているイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの買い取りオプションを行使せず、トッテナム・ホットスパーに所属するコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエの再獲得に向かうようだ。5日、フランスメディア『RMC』が報じている。
フロレンツィは昨夏にローマから今年6月までのレンタルによりPSGへ加入。今季ここまで公式戦30試合に先発出場するなど、トーマス・トゥヘル前監督やマウリシオ・ポチェッティーノ監督から信頼を寄せられている。PSG首脳陣は当初、同選手の900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションを行使する方向で検討していたが、一転して完全獲得しない方針を固めたものとみられる。
またPSGはフロレンツィの後釜として、かつて2017年夏まで在籍していたオーリエをリストアップしている模様。オーリエはトッテナムとの現行契約を2023年6月まで残しており、獲得には1000万ユーロ(約12億6000万円)を要するものとみられる。
なお、オーリエは昨季主力として公式戦40試合で先発メンバーに名を連ねていたものの、今季はプレミアリーグで18試合の先発出場にとどまるなど、本来のパフォーマンスを発揮できていない。
コメントランキング