明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去を持ち、現在バルセロナのBチームに所属するMF安部裕葵にギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスが関心を寄せているようだ。5日、ギリシャメディア『newspao』が報じている。
現在22歳の安部裕葵は2019年夏に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季はセグンダB(スペイン3部相当)で20試合に出場していたが、昨年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により長期離脱。昨年10月と12月に復帰していたものの、再負傷により戦列を離れていたが、先月中旬に再びピッチに戻っている。
安部裕葵とバルセロナBチームの現行契約は2023年6月に満了を迎えるが、パナシナイコスが獲得に興味を示している模様。『newspao』は同選手の去就が不透明であると主張しているほか、現在の市場価値が100万ユーロ(約1億2600万円)であると伝えている。
なお、バルセロナは2019年に安部裕葵を獲得した際、鹿島アントラーズに対して110万ユーロ(約1億4400万円)を支払ったものとみられる。東京五輪世代の日本代表選出を目標にパフォーマンス向上を図る同選手は2部昇格プレーオフで3試合に出場しているが、今夏に戦いの舞台を変えることはあるのだろうか。
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