
明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、5月2日にガンバ大阪との大阪ダービーに臨むが、リモートマッチ(無観客試合)となったこの一戦を前に公式SNSアカウントに残したメッセージが大きな話題を呼んでいる。
日本政府はゴールデンウィーク期間を迎える前に新型コロナウイルス感染の再拡大を受けて東京都、大阪府、京都府、兵庫県の1都2府1県を対象に緊急事態宣言を発令。公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は自治体からの要請を受けたことにより、大阪ダービーをはじめ4月25日から5月11日まで開催される一部の公式戦を無観客で開催することを公式発表している。
この無観客開催の決定には多くのJリーグファンから落胆の声が上がっている。その中、セレッソ大阪は28日に公式SNSアカウントに「今、私たちには共通の敵がいる。 宿敵よ、ともに戦おう。 大阪の底力を見せつけよう。 私たちのゴールは変わらない。ただ一つ。 夢と希望と感動がある日々を取り戻せるように。 この試練をともに乗り越えよう。 #ともにゴールを目指して」とガンバ大阪や両クラブのサポーターに対するメッセージを残している。
今回の政府の決定をうけて、飲食やスポーツ業界からは補償を求める声が上がっている。各スタジアムで新型コロナウイルス感染対策を徹底したことにより、ここまでクラスターが発生していないという実績を残しているにも関わらず、無観客開催を強いられる現状に多くのファンが不満を抱えているはずだ。
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