
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズ指揮官を今月途中に解任されたアントニオ・カルロス・ザーゴ氏は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のクラブを率いる可能性があるようだ。26日、ブラジルメディア『O POVO』が報じている。
ザーゴ氏はブラジル国内の複数クラブで指揮を執った後、昨季から鹿島アントラーズを率いていた。しかし、今季はJ1リーグ開幕節・清水エスパルス戦で逆転負けを喫すると以降も勝ち点を積み重なることができず、今月11日に行われた第9節・北海道コンサドーレ札幌戦をドローで終えた後に解任となっていた。
同氏の去就を巡っては、本人がブラジルに帰国し、家族との時間を過ごしながらブラジル国内で監督業を続けることを望んでいると伝えられていた。その中、『O POVO』はフォルタレーザECがザーゴ氏の再招へいに関心を示していると報じている。
フォルタレーザECはエデルソン・モレイラ監督の後任として昨季までサン・パウロを率いていたフェルナンド・ジニス氏の招へいを画策。ジニス氏の代理人と交渉に当たっていたが監督就任を拒否されていた。これにより、クラブ首脳陣はザーゴ氏を含めた数名を新たにリストアップしたものとみられる。
日本では結果を残すことができなかったザーゴ氏だが、2017年以来となるフォルタレーザEC復帰は実現するのだろうか。
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