ユベントスやイタリア代表でプレーした過去を持つアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は、アンドレア・アニェッリ氏にかわりユベントス会長に就任する可能性があるようだ。25日、イタリア紙『イル・メッサジェッロ』が伝えている。
ユベントスのアンドレア・アニェッリ会長はかねてからレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長とともに欧州スーパーリーグ（SL）の開催に積極的な姿勢を示すと、今月18日のSL創設発表においてSL副会長に就任するという報道が飛び交っていた。
しかし、選手や監督、ファンなどフットボールに携わる多くの人々がSL開催に異議を唱えると、わずか数日間でマンチェスター・ユナイテッドやインテルなど9クラブがSL参加事態を表明。SL側も計画中断を発表するなど早くも頓挫の危機に直面している。
その中、アニェッリ氏は今回のSL創設を巡る騒動の責任をとってユベントスの会長職を辞する可能性があると報じられているが、後任として元ユベントス指揮官のマルチェロ・リッピ氏とともにデル・ピエロの名前があがっているようだ。欧州スーパーリーグに関しては現在でも様々な議論を呼んでいるが、アニェッリ氏の動向に注目が集まる。
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