トッテナム・ホットスパーは19日にジョゼ・モウリーニョ監督を電撃解任しているが、後任として昨季までユベントスで指揮を執っていたマウリツィオ・サッリ氏の招へいに動いているようだ。19日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
トッテナムは今年1月下旬からリーグ戦で黒星が先行。先月はじめには公式戦5連勝を飾るなどチーム状況が上向きつつあったが、ディナモ・ザグレブ相手にUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16で敗退していた。また、今月16日に行われたプレミアリーグ第32節・エバートン戦では2-2のドローに終わったことにより、勝ち点50の7位となっていた。
トッテナムは19日にモウリーニョ監督の解任、および今季残り試合ではコーチを務めるライアン・メイソン氏が暫定的に指揮を執ることを公式発表している。その中、クラブ首脳陣は現在フリーの身となっているサッリ氏の代理人にコンタクトをとったものとみられる。
同氏はチェルシーでUEFAヨーロッパリーグのタイトルを手に入れると2019年夏にユベントスの指揮官に就任。2019/20シーズンにセリエA優勝を果たしていたものの、UEFAチャンピオンズリーグではオリンピック・リヨンを前にベスト16で敗退したことから、3年契約であったもののわずか1シーズンでの解任となっていた。
なお、サッリ本人は現在もユベントスとの契約を残しているため、今季途中での指揮官就任を考えていないものの、来季から監督業を再開することを望んでいるようだ。
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