レアル・マドリードは今季終了後のバイエルン・ミュンヘン退団が決定しているオーストリア代表DFダビド・アラバを獲得する可能性が高いようだ。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が決まっている。
同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約で獲得を打診したと伝えられていたが、パリ・サンジェルマン(PSG)が今年2月に正式に獲得オファーを提示。また、先月にはバルセロナが年俸1500万ユーロ(約19億5000万円)を用意しているという噂が飛び交っていた。
しかし、レアル・マドリード首脳陣は選手サイドと今夏加入で合意に達した模様。『アス』はスペイン代表DFセルヒオ・ラモスやフランス代表DFラファエル・バランに今夏退団の可能性があることから、レアル・マドリードはダビド・アラバの確保を急いでいると主張している。
先日にはチェルシーやPSGなどを移籍先候補から除外したと伝えられていたが、ダビド・アラバの去就に引き続き注目が集まる。
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