日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトへレンタル移籍により復帰しているセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、今季終了後にレアル・マドリードへ一度復帰することが既定路線となっているようだ。14日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ヨビッチは2019年夏にフランクフルトからレアル・マドリードへ移籍金6300万ユーロ(約80億円)により完全移籍により加入したものの、今季はここまで公式戦わずか5試合の出場にとどまり、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れていた。しかし、今年1月に半年間のレンタル移籍によりフランクフルトへ復帰すると、ここまでリーグ戦13試合に出場して4ゴールをあげている。
しかし、ヨビッチに関するレアル・マドリードとフランクフルトの取引においては買い取りオプションが付帯されていない。くわえて、同選手のガールフレンドが自身のSNSアカウントに「フランクフルトを離れる時、私が(お世話になった)美容師のことが恋しくなるだろうね」とコメントを投稿していることから、レアル・マドリードへ復帰する可能性があるという見方が広まっている。
一方、イタリアの複数メディアが伝えるところによると、ヨビッチは来季もジダン監督の構想に含まれていないことからミランやローマ、ナポリなどに加入する可能性があるようだ。ブンデスリーガの舞台で本来のパフォーマンスを取り戻しつつある同選手の去就に注目が集まる。
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