レアル・マドリードのスペイン人FWルーカス・バスケスは10日に行われたバルセロナとのクラシコにおける負傷により、今季残り試合をすべて欠場することがほぼ確実になったようだ。11日、スペイン紙『アス』やクラブ公式サイトがこれを伝えている。
ルーカス・バスケスはレアル・マドリードの下部組織出身であり、一度エスパニョールへ完全移籍により加入したものの、2015年夏にレアル・マドリードに復帰。バックアッパーという立場でありながらもこれまでUEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ多くのタイトル獲得を成し遂げている。同選手は今季ここまで公式戦31試合に先発メンバーに名を連ねている一方で右サイドバックとして出場する機会が増加していた。
その中で迎えたラ・リーガ第30節・バルセロナ戦で同選手は先発出場を果たしたものの、前半終了間際にスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツからタックルを受けた際に負傷しそのままピッチを後にしていた。
クラブの発表によると、ルーカス・バスケスは検査の結果、左ひざ後十字じん帯のねん挫と診断。また、離脱期間については明かされていないが周囲では今季中の復帰が絶望的になったという見方が広まっている。
右サイドバックとして新たな居場所を確立させたルーカス・バスケスだったが、チームがUEFAチャンピオンズリーグやラ・リーガでタイトル獲得を狙う中、一足早く今季を終えることになりそうだ。
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