ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、フランス代表FWに3年の契約延長と報道も「契約更新にむけた会談は…」

ウスマン・デンベレ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは今夏退団が噂される中、自身の去就について言及した。11日、カタールメディア『beIN Sports』が伝えている。

 デンベレは2017年夏にブラジル代表FWネイマールの後釜としてボルシア・ドルトムントからバルセロナへ完全移籍により加入。移籍当初は度重なる負傷離脱により出場機会が限られ、周囲から批判を浴びていた。今季はここまで公式戦36試合に出場しているが、3バックシステムを基本とした布陣に変更して以降はフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンにかわって先発での出場機会を増やすなど、ロナルド・クーマン監督からの評価を高めていた。

 同選手とバルセロナの契約期間は2022年6月までとなっていることから、周囲ではバルセロナが今季終了後にも同選手の放出へ動くという見方が広まる中、クラブ首脳陣は2025年6月まで契約期間を延長するためのオファーを選手サイドに提示したと伝えられていた。

 しかし、デンベレ本人はメディアインタビューにおいて「まだ契約更新にむけた会談は行われていないけど、僕自身は気分良いね」とコメント。クーマン監督のもとで好パフォーマンスを発揮していることに対する満足感をあらわにしたものの、契約延長にむけた動きがないことも明かしている。

 また、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがチーム内に与える影響について質問を受けると「彼は若い選手に対して自信を与えてくれるね。僕も彼からアドバイスを受けているし、これまでかなり助けてもらっているよ」と語っている。

 なお、デンベレにはユベントスやリバプール、パリ・サンジェルマンなど多くのクラブが獲得に興味を示していると伝えられている。今年6月に契約満了を迎えるメッシとともに、同選手の今後に注目が集まる。