ユベントスは現在アトレティコ・マドリードからレンタルにより加入しているスペイン代表FWアルバロ・モラタの買い取りオプションを行使しない可能性があるようだ。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』やスペイン紙『アス』が伝えている。
モラタは今季ここまで公式戦26試合に先発出場して16ゴール12アシストをマークしているが、今年2月にサイトメガロウイルス感染症を患っている。同選手のレンタル期間は今年6月までとなっているが、今夏まで4500万ユーロ(約59億円)を支払うことで行使可能な買い取りオプションが付帯されている。また、1000万ユーロ(約12億6000万円)を支払ってレンタル期間を2022年6月まで延長した上で来夏までに3500万ユーロ(約45億円)を支払うことで行使可能な買い取りオプションも盛り込まれている。
しかし、ユベントスが新型コロナウイルス感染拡大の影響により昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)に膨れ上がっているほか、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをチームに留めることを踏まえると、モラタの買い取りオプションは行使しない可能性が高いようだ。
また、ユベントスは現在リーグ戦で勝ち点56の獲得にとどまっており4位に甘んじているが、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合にはモラタ退団は確実という見方も広まっている。
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