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ユベントス、今夏アッレグリ再招へいの可能性浮上!ナポリ戦の結果次第でピルロ解任も

マッシミリアーノ・アッレグリ 写真提供: Gettyimages

 ユベントスの幹部は以前からアンドレア・ピルロ監督の続投が基本線であることを強調するコメントを残しているが、ここにきてマッシミリアーノ・アッレグリを再招へいする可能性が浮上している。5日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 アッレグリ氏はサッスオーロやカリアリを率いた後、2010年夏にミランの指揮官に就任。2013/14シーズン途中まで率いて1度のリーグ優勝を果たした後、2014/15シーズンからユベントスの監督を務めて5度のスクデット獲得に4度のコッパ・イタリア制覇、2度のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝という成績を残し、2019年5月に退任していた。

 一方、ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリにかわりアンドレア・ピルロがチームを率いているが、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退したほか、セリエAでも首位インテルから12ポイント差をつけられており、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性がある。

 周囲ではピルロ監督解任の可能性がささやかれているが、ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)は先月21日に行われたセリエA第28節・ベネベント戦後のメディアインタビューで同監督の続投を強調していた。

 しかし、『トゥットスポルト』はユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が今月4日にアッレグリ氏と会談を行ったと報道。7日に控えるナポリ戦の結果次第では今季終了後に監督交代へ踏み切る可能性があると主張している。

 先月末にはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラら3選手が新型コロナウイルス感染対策の規則に違反する行動をとったことが大きな話題となっていたが、チームを取り巻く状況はさらに悪化しているかもしれない。