ミランは日本代表DF冨安健洋を擁するボローニャからイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニの獲得を狙っている一方で、スペイン人FWサム・カスティジェホを放出する可能性があるようだ。5日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
カスティジェホは2018年夏にビジャレアルからミランへ完全移籍により加入。移籍1年目から先発出場の機会に恵まれていない中、今季はステファノ・ピオリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグでは9試合で先発メンバーに名を連ねたものの、リーグ戦ではわずか11試合の先発出場にとどまっている。
ミランは同選手との契約期間を2023年6月まで残しているが、今季終了後に1000万ユーロ(約12億6000万円)以上のオファーが届けば放出に応じる姿勢を見せているようだ。
一方、ミランはカスティジェホの後釜としてかねてからオルソリーニに関心を寄せている模様。ボローニャとの契約期間を2022年6月まで残しているオルソリーニは今季はここまで26試合に出場し6ゴール4アシストをあげているほか、今夏に開催予定のEURO2020でイタリア代表のメンバー入りを狙っている。リーグ戦で上位に躍進している中、出場機会を増やせていないカスティジェホは今夏に新天地を求めることになりそうだ。
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