かつてナポリ、チェルシー、ユベントスを率いていたマウリツィオ・サッリ氏はパウロ・フォンセカの後任としてローマ指揮官に就任するかもしれない。1日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
サッリ氏はチェルシーでUEFAヨーロッパリーグのタイトルを手に入れると2019年夏にユベントスの指揮官に就任。2019/20シーズンにセリエA優勝を果たしていたものの、UEFAチャンピオンズリーグではオリンピック・リヨンを前にベスト16で敗退したことから、3年契約であったもののわずか1シーズンでの解任となっていた。
サッリ氏の去就を巡っては、先週にスュペル・リグ(トルコ1部)のフェネルバフチェがエロル・ブルト監督の解任に踏み切ったことにより招へいに動いていると伝えられていた。しかし、同氏の代理人は先週にチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)をはじめローマ首脳陣とリモートによる会談を行ったようだ。
なお、サッリ氏はユベントスとの契約が2022年6月までとなっているため現在も年俸を受け取っているが、ユベントスは今年6月に250万ユーロ(約3億3000万円)を支払って契約を解消するものとみられる。すでにオリンピック・マルセイユやフィオレンティーナなど複数クラブのオファーを断っているが、来季から監督業を再開する可能性は十分にありそうだ。
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