セリエA ミラン

ミラン、マンジュキッチとの契約延長について「負傷によって起用できない選手に対して…」

マリオ・マンジュキッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランは今年1月にかつてバイエルン・ミュンヘンやユベントスでプレーしていた元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを獲得しているが、今夏退団の可能性が高いようだ。31日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 マンジュキッチは昨冬にユベントスからカタールのアル・ドゥハイルへ加入するものの、わずか半年で退団。その後はしばらくフリーの状態がつづいていたが、今冬のマーケット期間においてミランと今年6月までの契約期間によりサインを交わしており、セリエA復帰を果たしていた。

 同選手は今年1月下旬に行われたセリエA第19節・アタランタ戦からリーグ戦4試合連続でピッチに立つと、先月18日に行われたUEFAヨーロッパリーグ・ベスト32の1stレグ・レッドスター・ベオグラード戦では移籍後初先発を飾っていた。しかし、この一戦で筋肉に問題を抱えると以降はコンディションが思うように回復しておらず現在も戦列を離れている。

 マンジュキッチの代理人は『スカイスポーツ』のインタビューにおいて「マンジュキッチの契約延長についてはいくつかの要素が絡んでいる。だが、負傷によって起用できない選手に対して新たに契約を結ぶことを誰も納得しないはずだ。残念ながら彼は負傷によってチームを助けることができていない状況だ。来週から全体トレーニングに復帰する予定であることは把握している。シーズン終了後にミランに留まるかどうか決断を下すだろう」と現時点ではマンジュキッチが来季もミランでプレーすることが難しいという見解を示した。