ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラはかねてから退団の可能性がささやかれているが、レアル・マドリードやバルセロナへ移籍する可能性が浮上しているようだ。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ディバラは昨年7月に行われた昨季のセリエA第36節・サンプドリア戦で左太ももの筋肉に問題を抱えたことにより、今季は開幕戦から出遅れるとここまで公式戦10試合に先発出場にとどまっている。また、今年1月10日に行われた第17節・サッスオーロ戦で先発出場した際に再び負傷すると、左ひざの内側側副じん帯に損傷が確認されると、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦をはじめ多くの試合でベンチ外となるなど厳しい時期を迎えている。
ディバラとユベントスの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、今季開幕直後にユベントス首脳陣は年俸1000万ユーロ(約12億6000万円)+ボーナスという条件で新契約のオファーを提示。しかし、同選手の代理人はこれを拒否しているほか、ここにきて両者がコンタクトをとっていないものとみられる。
同選手の移籍先候補にはチェルシー、トッテナム・ホットスパー、アーセナルなどプレミアリーグの複数クラブがあがっていた。しかし、ユベントスはバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレやレアル・マドリードのスペイン代表MFイスコとのトレードも検討しているようだ。
ユベントスとの契約延長交渉が進んでいないディバラだが、自身の去就が騒がしくなっている現状に対してどのような心境でいるのか気になるところだ。
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