明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスはブラジル人FWロマリーニョの獲得にむけてカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECとのクラブ間交渉を進めているが、同選手を巡って新たな動きがあったようだ。26日、ブラジルメディア『O POVO』が伝えている。
現在27歳のロマリーニョは2013年にプロキャリアをスタートさせると複数のブラジル国内クラブを渡り歩き、2018年8月にフォルタレーザECへ加入。2020シーズンは前線の様々なポジションをこなしながら主力としてリーグ戦で31試合に先発出場していた。
ロマリーニョとフォルタレーザECの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、すでに横浜F・マリノスが獲得にむけてフォルタレーザEC首脳陣との交渉を開始。横浜F・マリノスは800万レアル(約1億5000万円)で保有権の50%を取得するという条件でオファーを提示しており、交渉は順調に進んでいるという見方が広まっている。
その中、フォルタレーザECは今月27日にアウェイでコパ・ド・ノルデスチのグループステージ第6節・4・デ・ジューリョEC戦を迎えるが、ロマリーニョが遠征メンバーから外れた模様。同選手は20日に行われた第4節・セアラーSC戦では出番こそなかったもののベンチ入りしていたほか、24日に開催された第5節・サンタクルス戦ではピッチに立っていただけに、周囲からフォルタレーザECを退団する可能性が高まったという声が上がっている。
日本の移籍ウィンドウが数日後に閉鎖を迎える中、今季J1リーグ優勝を狙う横浜F・マリノスは前線での選手層強化を図る方針を打ち出している。
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