Jリーグ V・ファーレン長崎

V・ファーレン長崎、ブラジル人MFウェリントン獲得がほぼ確実に!2度のオファー却下も…

V・ファーレン長崎のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセのブラジル人MFウェリントンの獲得がほぼ確実になったようだ。25日、ブラジルメディア『maisgoias』が報じている。

 ウェリントンはプロデビュー後に2度フリーの身となっていたが、2019年12月にセリエC(3部相当)フェロヴィアリオACへ加わると本職の左ウイングで頭角を現し、昨年10月にアトレチコ・ゴイアニエンセへ加入。シーズン途中での移籍ではあったものの、2020シーズンは公式戦13試合で先発出場するなどブレイクを果たしている。

 ウェリントンはアトレチコ・ゴイアニエンセとの契約期間を2022年12月まで残しているが同選手の去就を巡っては、今月はじめにV・ファーレン長崎が56万レアル(約1000万円)による1年レンタル、買い取り義務付きという条件でオファーを提示したものの、アトレチコ・ゴイアニエンセ側はこれを拒否。

 これを受けて、長崎はレンタル料を150万レアル(約2900万円)まで増額した上で再度オファーを提示。アトレチコ・ゴイアニエンセは支払い方法に対して難色を示していると伝えられていた。

 しかし、V・ファーレン長崎は日本の移籍ウィンドウが閉鎖まで残り約1週間となっている中でもクラブ間交渉を続けると、アトレチコ・ゴイアニエンセもレンタル料として25万ドル(約2700万円)を受け取ることでオファーを受け入れたようだ。

 なお、V・ファーレン長崎は今季J1リーグ昇格という目標を掲げているものの、ここまで4試合を終えて1勝1分2敗で勝ち点4の獲得にとどまっていた。