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ユベントスは今季終了後にアンドレア・ピルロ監督を解任する場合に備えて、現在ラツィオを率いているシモーネ・インザーギ監督やフリーの身となっているルチアーノ・スパレッティ氏をリストアップしているようだ。22日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
ユベントスは今月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のポルト戦2ndレグで3-2と勝利したものの、アウェイゴール差で敗退。また、リーグ戦では21日にホームで行われたセリエA第28節・ベネベント戦で0-1と敗れており、首位インテルとの勝ち点差を10から縮めることができず、低調なパフォーマンスを露呈していることに対して周囲から批判にさらされている。
ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)はベネベント戦後のメディアインタビューにおいてピルロ監督の去就の質問に解任に踏み切る考えがないことを強調していた。
しかし、『ラ・レプッブリカ』は今季終了後に監督交代を行う可能性が十分にあると主張。ただ、昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)になるなど財政面で厳しい状況にあることから、リバプールのユルゲン・クロップ監督やマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の招へいには動かないものとみられ、シモーネ・インザーギやルチアーノ・スパレッティの名前が後任候補にあがっているようだ。
また、今季中にピルロ監督を解任する場合には、アシスタントコーチを務めているイゴール・トゥドール氏が残り試合で指揮を執るものとみられる。ミラン、インテル、そしてナポリとの直接対決を残しているユベントスだが、同監督の去就に注目が集まる。
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