バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は同クラブのハンス=ディーター・フリック監督のドイツ代監督就任の噂を否定している。『Welt am Sonntag』のインタビューに応じている。
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督はEURO2020終了後に指揮官の座を退任することを発表。一部報道ではスペインのクラブチームを指揮することを希望しているとも報じられている。そのため、次期ドイツ代表監督としてバイエルンのフリック監督の名前も挙げられているものの、ルンメニゲ会長はこの噂を否定しているようだ。
ルンメニゲ会長は前節のシュトゥットガルト戦(4-0)の大勝後、同メディアのインタビューに応じると「フリック監督にはとても満足していると伝えている。我々は契約を最後まで満了することを望んでいるし、そのことを彼にもはっきりと伝えているよ」とコメント。2023年までとなっている同監督との契約を満了することを明言した。
また、ドイツサッカー連盟(DFB)も既にクラブなどとの契約を結んでいる指揮官の招へいには動かない姿勢を示しており、フリック監督の代表監督就任の可能性は極めて低いようだ。そのため、現在のところレッドブル・グループでスポーツ開発などを務めるラルフ・ラングニック氏が次期代表監督として有力視されているようだ。
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