イタリア代表は今月のインターナショナルマッチウィークにおいてFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選グループステージ3試合に臨むが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するFWモイーズ・キーンの招集を予想している。
キーンはユベントスでトップチーム昇格を果たした後、2019年夏にエバートンへ完全移籍。プレミアリーグ挑戦1年目で公式戦33試合に出場したものの、うち8試合でしか先発メンバーに名を連ねておらず2得点に終わるなど不本意なシーズンに終わっていた。しかし、同選手は昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、FWマウロ・イカルディ、ブラジル代表FWネイマールと強力なアタッカー陣を擁する中でも公式戦22試合に先発出場して17ゴールをあげ本来のパフォーマンスを取り戻している。
イタリア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督は昨年11月に行われたUEFAネーションズリーグでは負傷離脱していたこともありキーンを招集していなかったが、同選手のパフォーマンスを高く評価している模様。また、キーンは今月はじめにPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定となったことにより自主隔離を余儀なくされているが、代表戦前には隔離期間を終えるものとみられる。
さらに『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はアタランタのDFラファエル・トロイがイタリア代表初招集される可能性があり、先月から低調なパフォーマンスを露呈しているミランのDFアレッシオ・ロマニョーリがメンバーから外れると予想している。
なお、イタリア代表は25日にカタールW杯欧州予選のグループステージ第1節・北アイルランド戦を控えているほか、今月のインターナショナルマッチウィークではブルガリアやリトアニアとの対戦にも臨む予定となっている。
コメントランキング