ローマのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のシャフタール・ドネツク戦1stレグで負傷したことにより、FIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選での欠場を余儀なくされるようだ。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ムヒタリアンは2019年夏にアーセナルから1年レンタルによりローマに加わると、移籍1年目で公式戦30試合に出場し9ゴールをマーク。そしてアーセナルとの契約期間が満了を迎えた昨夏にローマへの完全移籍を果たすと、今季はここまで公式戦29試合に先発出場するなど攻撃陣の中心選手としてパウロ・フォンセカ監督から厚い信頼を寄せられていた。
しかし、同選手はシャフタール・ドネツク戦1stレグでも先発出場した際に負傷すると、試合翌日の検査で右ふくらはぎに問題を抱えていることが判明。また、離脱期間は3、4週間程度になるものとみられることから、18日に控えているUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16のシャフタール・ドネツク戦2ndレグやカタールW杯欧州予選のリヒテンシュタイン戦、アイスランド戦、ルーマニア戦など数試合の欠場が確実になった。
なお、ローマは14日に行われたセリエA第27節・パルマ戦でムヒタリアンの代役としてイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィが先発出場したものの、0-2と黒星を喫している。
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