チェルシーはインテルやナポリが獲得を狙っているイタリア代表DFエメルソン・パルミエリを今夏にも放出するかもしれない。14日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在26歳のエメルソン・パルミエリは2018年1月にローマからチェルシーに加入すると、2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグの優勝に貢献。しかし、昨季は公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季はプレミアリーグでのプレー時間がわずか88分となっており、フランク・ランパード監督の構想から外れていた。チェルシーは今年1月下旬にランパード監督の解任、トーマス・トゥヘル氏の招へいを公式発表しているが、同選手は監督交代後もFAカップでの1試合でしかピッチに立っておらず、チーム内での立場に変化は見られない。
エメルソン・パルミエリとチェルシーの契約期間は2022年6月までとなっている中、同選手の去就を巡っては今冬にサイドバックの再編が課題となっているナポリやアントニオ・コンテ監督率いるインテルがレンタルでの獲得に乗り出していたが、実現には至っていない。ただ、クラブ首脳陣は2000万ユーロ(約26億円)以上のオファーが届けば放出に応じるものとみられる。
かつてローマの一員としてセリエAでプレーした経験を持つエメルソン・パルミエーリだが、本来のパフォーマンスを取り戻すべく、今季終了後に舞台をイタリアの地へ戻すことはあるのだろうか。
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