ミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリについて、かつての同僚である元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリアはマンチェスター・シティやユベントスといったクラブ名を出してロマニョーリの能力を高く評価しているようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ロマニョーリは2015年夏にローマからミランへ完全移籍により加入すると、ディフェンス陣に必要不可欠な存在に成長し、2018/19シーズンからはキャプテンを務めている。今季は負傷離脱により開幕戦には間に合わなかったものの、ここまで公式戦27試合に先発出場している。しかし、今冬にイングランド代表DFフィカヨ・トモリが買い取りオプション付きのレンタル移籍により加入したことに加えて自身のパフォーマンスが低調であることから先月末に行われた第24節・ローマ戦で出番がなかったほか、コンディション不良により先週なかばに行われたUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16のマンチェスター・ユナイテッド戦をはじめ2試合を欠場している。
その中、昨夏までミランに在籍していたルーカス・ビリアはロマニョーリの去就について「僕ならば彼を放出することはしないよ。確かにトモリは良いディフェンダーだけど、ロマニョーリはこのクラブのキャプテンだ。彼は新しい所属クラブを見つけるのに何も問題を抱えることはなかっただろうね。ユベントスやマンチェスター・シティのようなトップレベルのクラブは躊躇することなく彼とサインを交わすだろう」とコメント。負傷により欠場が続く同選手を称賛している。
なお、ロマニョーリとミランの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、クラブ首脳陣は年俸を350万ユーロ(約4億4000万円)に据え置いた上で新契約を結ぶ方向で調整しているものとみられる。
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