ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドにはレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティなど複数クラブが関心を寄せているが、ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が他クラブをけん制するコメントを残しているようだ。14日、ドイツ紙『ディ・ヴェルト』が伝えている。
レッドブル・ザルツブルクから昨年1月にドルトムントへ加入したホランドは、今季ここまで公式戦30試合に出場して30ゴール8アシストをあげるなど、引き続き好パフォーマンスを発揮している。また、今月6日に行われたブンデスリーガ第24節・バイエルン・ミュンヘン戦では2ゴールをあげると、9日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のセビージャ戦2ndレグでも2得点を叩き出し、チームをベスト8へと導いている。
ドイツでさらなる成長を遂げているホランドにはかねてからレアル・マドリード、バルセロナをはじめ多くのビッグクラブが獲得に興味を示している。これについてツォルクSDは『ディ・ヴェルト』のインタビューにおいて「彼自身がここを離れると決断した時には、2、3クラブが移籍先候補にあがるだろう。だが、我々はできる限り長く彼を手元に残すように努めている。彼のような選手はこれまで見たことがない」と語っており、現時点では放出に応じない姿勢を示しているようだ。
なお、ドルトムントはホランドとの契約期間を2024年6月まで残している。先日にはバルセロナの次期会長にジョアン・ラポルタ氏の就任が決定。ホランドの代理人を務めるミノ・ライオラ氏と良好な関係にあることから、同選手獲得にむけて本格的な動きを見せるという噂が駆け巡っているが、ドルトムントは来季以降も必要不可欠な戦力として考えているはずだ。
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