レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは来週なかばに控えるUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグで復帰する可能性が高いようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。今季は数度の負傷離脱がある中でここまで18試合に先発出場していたが、今年1月中旬に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)準決勝のアスレティック・ビルバオ戦に出場した際に左ひざを負傷。当初は経過観察を行っていたが、回復が思わしくないことから、先月6日に手術に踏み切っていた。
離脱期間が最低6週間という報道が駆け巡る中、同選手は手術してからおよそ10日後に体幹を鍛えるトレーニングを開始すると、今月に入ってボールを使った個別トレーニングを再開していた。そして10日にはベルギー代表FWエデン・アザールとともに全体トレーニングに合流するとすべてのメニューを消化しており、左ひざのコンディションは順調に回復しているものとみられる。
『マルカ』はセルヒオ・ラモスの復帰時期について13日に控えるラ・リーガ第27節・エルチェ戦では負傷するリスクを冒したくないことから欠場し、16日にUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグでメンバー入りする可能性があると伝えている。
なお、レアル・マドリードはアタランタ戦1stレグで1-0と勝利しているが、この一戦ではブラジル代表MFカゼミーロにイエローカードが提示されており、2ndレグでは同選手を累積警告による出場停止で失うことが確定している。
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