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不調続くリバプール、クロップ監督解任は行わず…

ユルゲン・クロップ 写真提供: Gettyimages

 リバプールは同クラブの指揮官であるユルゲン・クロップ監督の解任を行わない姿勢を示しているようだ。8日、英紙『デイリーメール』が報じている。

 昨シーズン、30年ぶりとなるプレミアリーグ制覇を果たしたリバプール。プレミアリーグ王者として臨んだ今シーズンは、シーズン序盤にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクやイングランド代表DFジョー・ゴメスといったディフェンスラインを中心に主力の離脱を強いられると、直近では本拠地であるアンフィールドで6連敗を喫するなど不調が続いている。

 現在プレミアリーグ暫定8位に位置するリバプールは、トップ4でのフィニッシュも疑問視されており、一部ではユルゲン・クロップ監督の後任候補などが注目を集めている。しかし、リバプール側は同監督の解任を考えていないようだ。

 同紙によると、リバプールのオーナーであるフェンウェイスポーツグループ(FSG)はこれまでの10年間、チャンピオンズリーグ出場権獲得を監督の1つのタスクとしてきた模様。しかし、FSGのマイク・ゴードン社長はクロップ監督の手腕を高く評価しており、複数主力選手が離脱を強いられた今シーズンの成績を不問にする姿勢を示しているようだ。

 はたしてクロップ監督は不調に陥ったクラブを再生することができるのだろうか。