明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島に所属するブラジル人FWジュニオール・サントスは27日に行われたJ1リーグ開幕節・ベガルタ仙台戦の結果に満足していないようだ。1日、ブラジルメディア『FUTEBOL INTERIOR』が伝えている。
ジュニオール・サントスは2019年夏にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECから柏レイソルへ完全移籍により加入したものの、わずか3試合の先発出場にとどまっていた。しかし、昨夏に横浜F・マリノスへ期限付き移籍により加わると公式戦18試合で先発メンバーに名を連ねて13ゴールと本来のパフォーマンスを発揮。昨季終了後に期限付き移籍満了により柏レイソルに復帰した後、サンフレッチェ広島へ完全移籍により加入している。
ブラジル人FWレアンドロ・ペレイラの後釜として同選手の働きぶりに多大な期待が寄せられる中、ホームでのベガルタ仙台戦でジュニオール・サントスが先制ゴールを叩き出したものの、試合終了間際に同点ゴールを許したことにより勝ち点1の獲得にとどまった。
ジュニオール・サントスはこの開幕戦について「結果は自分たちの期待しているものではなかったよ。開幕戦はホームゲームだったし、我々は勝利して3ポイントを獲得しなければいけなかった。今は横浜F・マリノスとの対戦にむけて集中しなければならない。マリノスのことはよく知っている。アウェイゲームでも素晴らしい試合をして勝利という結果をつかむことを望んでいるよ」とコメントを残し、悔しさを露わにしている。
なお、サンフレッチェ広島は3日にYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・清水エスパルス戦を控えており、その後に横浜F・マリノスとの一戦に臨む。ジュニオール・サントスにとって古巣対戦となるだけに、特別な気持ちを持っているかもしれない。
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