Jリーグ レノファ山口

レノファ山口退団の武岡優斗が現役引退。川崎フロンターレで2度J1リーグ制覇

武岡優斗(写真左) 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグを昨季限りで退団していたMF武岡優斗が1日、自身のブログを通じて現役引退を発表した。

 武岡優斗は国士舘大学をへて2009年にサガン鳥栖へ入団。プロ1年目からJ2リーグ40試合に出場すると翌2010年に横浜FCへ完全移籍により加わる。負傷による長期離脱もあったが、2012シーズンからレギュラーに定着すると2014年に川崎フロンターレへ移籍する。2015シーズンにはJ1リーグで30試合に出場したが、その後は出場機会が減少。2019年にヴァンフォーレ甲府に舞台を移し、昨年はレノファ山口の一員としてシーズンに臨んだが19試合の出場にとどまり、昨年12月に契約満了を告げられていた。

 同選手は自身の公式ブログを通じて「ご報告。この度、現役生活にピリオドを打つ事を決めました。12年間のプロ生活。夢に満ち溢れてプロに飛び込んだ22歳。現実は何一つ甘い世界ではないと思い知らされた22歳。全てはそこから始まっています。本当にたくさんの事を経験させて頂きました。楽しい事や嬉しい事。正直なところそれ以上に、苦しい事や辛い事の方が多かった。思い描いていた事と違う事もたくさんありました。それでも全ての出来事が自分の糧となり素晴らしい財産です。今の自分があるのはその全ての経験のおかげでです」などと現役引退を決断するにあたっての心境をつづるとともに、12シーズンにわたるプロキャリアを振り返っている。