ブンデスリーガ シャルケ

ブンデスリーガ最下位シャルケが今季3度目の監督交代…複数名のクラブ関係者も解任

クリスティアン・グロス 写真提供: Gettyimages

 シャルケは2月28日、クリスティアン・グロス監督をはじめ複数のトップチーム関係者の解任を公式発表している。

 昨季12位からの巻き返しを図るシャルケは、2019年12月から指揮を執っていたデイビッド・ワグナー監督のもとで今季に臨んだものの、開幕節のバイエルン・ミュンヘン戦で8失点による大敗を喫すると、第2節・ベルダー・ブレーメン戦でも敗れたことによりクラブはドイツU-20代表監督を務めた過去を持つバウム氏を招へい。しかし、チーム状況は改善することなくクラブ首脳陣は昨年12月に今季2度目の監督交代を決断。新たにクリスティアン・グロス氏を指揮官に招へいしていた。

 それでもシャルケは1月上旬に行われたブンデスリーガ第15節・ホッフェンハイム戦を最後に勝利から見放されると、先月20日に行われたボルシア・ドルトムントとのダービーマッチで0-4と敗れ、先週末に行われたシュツットガルト戦でも5失点を喫したことから、グロス監督の解任に踏み切っている。

 なお、シャルケはグロス監督のみならず、ヨッヘン・シュナイダーSD(スポーツディレクター)をはじめ複数のクラブ関係者の解任もあわせて発表している。なお、グロス監督の後任については現時点で未定となっている。