ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコはしばらく戦列を離れるようだ。26日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ジェコは今年1月中旬に行われたコッパ・イタリアベスト16のスペツィア戦で不戦敗の責任をとる形でチームマネージャーが解任されたことを巡りフォンセカ監督と衝突。一時はインテルへ電撃移籍する噂が飛び交ったものの、2月上旬にフォンセカ監督と和解に至っており、再び公式戦のピッチに立っている。
しかし、同選手は25日に行われたUEFAヨーロッパリーグのベスト32・SCブラガ戦2ndレグで後半途中に負傷交代すると、26日にクラブ施設で検査を受けた結果、左大腿筋を損傷していることが判明。これにより、28日に控えるセリエA第24節・ミラン戦の欠場が確定している。
なお、ジェコの離脱期間は約2週間になるものとみられており、3月中旬に開催予定のUEFAヨーロッパリーグのベスト16・シャフタール・ドネツク戦1stレグでの復帰が有力視されている。フォンセカ監督は2月以降、リーグ戦ではFWボルハ・マジョラル・モラを先発起用する方針を打ち出しているが、ジェコの離脱によりマジョラルにかかる期待はさらに大きくなるだろう。
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