明治安田生命J2リーグの松本山雅は26日、先日契約満了に伴い退団が決定していたブラジル人MFセルジーニョが韓国Kリーグの大邱FCに加入することを公式発表している。
ブラジル代表FWネイマールとチームメイトの関係にあった過去を持つセルジーニョは2017年にブラジルのセアラーSCから松本山雅に完全移籍により加入。反町康治監督のもとで攻撃面で違いを作る点で移籍1年目から中心選手として活躍すると、2018年にはJ1リーグ昇格に大きく貢献。J1リーグの舞台で臨んだ2019シーズンは17試合の出場に終わったものの、昨季はJ2リーグ33試合に出場し9ゴール4アシストをあげて本来のパフォーマンスを取り戻していた。
同選手の去就を巡っては、本人が日本でのプレー続行を望んでいるものの韓国やブラジルの複数クラブが獲得にむけて動いていると伝えられる中、今月上旬に松本山雅の退団が決定していた。また、先日には韓国大邱の地元紙が新型コロナウイルス感染拡大の影響によりビザの発給が遅れていると報じていた。
セルジーニョはこれまで松本山雅の攻撃面において必要不可欠な存在であっただけに、同選手の退団はチーム全体に確かな影響を及ぼすことだろう。
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