レアル・マドリード チャンピオンズリーグ

野戦病院化レアル、負の連鎖止まらず。カルバハルが長期離脱へ…

ダニエル・カルバハル 写真提供:Getty Images

 レアル・マドリードのスペイン代表DFダニエル・カルバハルは長期離脱を余儀なくされるようだ。15日、スペイン紙『マルカ』や『アス』など複数メディアが報じている。

 カルバハルは今季ここまで公式戦12試合に出場にとどまっており、3度にわたり戦列を離れている。同選手は先週なかばの全体トレーニングで復帰を果たし、14日に開催されたラ・リーガ第23節・バレンシア戦で先発出場を果たしたものの、28分に筋肉に問題を抱えたことによりピッチを後にしていた。

 レアル・マドリードはカルバハルの負傷状況について15日に公式発表を行っている。これによると同選手は検査を受けた結果、右脚の筋肉に問題を抱えていることが判明。また、離脱期間に関しては少なくとも2カ月に及ぶという見方が広まっており、UEFAチャンピオンズリーグのベスト16・アタランタ戦2試合を欠場することが確実になった。

 なお、レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ベルギー代表FWエデン・アザール、ブラジル代表DFマルセロをはじめトップチームで多くの怪我人を抱えている。ジネディーヌ・ジダン監督はタイトル獲得が厳命されている中、この厳しい状況を乗り越えられるのだろうか。