首位浮上のインテル、コンテ監督は先発出場のエリクセンを称賛

　インテルは14日、セリエA第22節でラツィオと対戦。3-1でこの一戦を勝利し、悲願の首位浮上。アントニオ・コンテ監督は先発出場を果たしたデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンに対して賞賛のコメントを送っている。14日、『スカイスポーツイタリア』インタビューの様子を伝えている。

　コンテ監督はこの一戦について「セリエAで首位に立つことは長い間目指してきた目標だ。素晴らしいクラブとの対戦の後、我々はそれをついに達成した。シモーネ・インザーギ監督んオラツィオはタフでオーガナイズされていて質の高いものだった。素晴らしいチームだよ」とコメントを残した。

　また、シーズン前半戦は構想外となり出場機会を失っていたものの、この一戦にも先発出場を果たしたエリクセンに対しては「彼は求めていることを理解し始めている。先週に続き今日もプレーしたことはそのことを示している。これは通過点だ。誰もが主人公であると感じる必要があり、我々はすべての選手を信頼することができる。エリクセンはいくつかの問題を抱えていただけなんだ。イタリアのサッカーはプレミアリーグに比べると戦術的で難しい。彼は前に進んでいるし、イタリア語を覚え始めている。これは重要なことだ。我々が何を求めているのかを理解しているんだ」とコメント。同選手に対して賞賛のコメントを送った。

　今節で首位に浮上したインテルは次節、21日に2位ミランとの直接対決を控えている。はたして同クラブはミラノダービーを制し、スクデットに向けて大きな一歩を踏み出すことができるのだろうか。